駒ケ根中沢の花桃の里見ごろ
駒ケ根市中沢中割の百々目木川沿いにある
「花桃の里」で、約700本のハナモモが見ごろを迎えている。紅白に咲き誇るハナモモが山里の春を彩り、訪れた人たちの目を楽しませている=写真。
この地で「すみよしや休み処」を経営する宮下秀春さん(74)が退職を機に、ハナモモを植え始めたのは15年ほど前。最初は買ってきた苗木を植えたが、土地に合わず育たなかったため、苗木を独自育て、毎年植え増やしてきた。
ハナモモの種類は1本で2色の花をつける咲き分け。近年では名古屋などからも情報を聞きつけ、見学に訪れる人もいるという。今年はここ数日の温かさの影響で花が一気に開花した。
宮下さんは「お客さんが『花を見て元気を与えられた』って言ってくれることが嬉しい。それが自分の励みになる」と話していた。
ハナモモは今月いっぱい楽しめる。
問い合わせはすみよしや休み処(TEL87・2840)へ。