駒ケ根商工会議所、新規学卒者新入社員激励大会
駒ケ根市内の企業に就職した新規学卒者新入社員を対象とする第41回激励会(駒ケ根商工会議所主催)が23日、商工会館であった。31事業所から108人の新入社員が集まり、各界関係者から、新入社員に寄せる熱い期待と激励のメッセージが贈られた。
昨年の倍近い新規学卒新入社員が集まる中、駒ケ根商工会議所の山下善広会頭は「100人を越えたのは始まって以来のことではないかと思う。現在駒ケ根市では企業誘致に力を入れているが、企業を招くには、みなさんのような優秀な人材をいかに輩出できるかが重要になる。ぜひ駒ケ根のために活躍し、期待されるような社会人になってほしい」と激励。また、杉本幸治市長は「今、駒ケ根市は決して楽な状況でないが、それだけに企業に寄せる期待は大きい。高い志を持ち、自分に何ができるかを考え、人間として正しく生きてほしい」と語った。
新入社員を代表して、発芽野菜製造の「サラダコスモ信州第二工場」に就職した岐阜県出身の曽根暢啓さん(26)=梨の木=が記念品を受け取り、「今まで経験したことのない困難に直面」することもあると思うが、諸先輩方のご助言、ご助力をいただく中で企業に留まらず、社会に必要とされる人材になれるよう、努力したい」と語った。