駒ケ根ロータリークラブ、顕彰「社会奉仕表彰」をねずみ川愛護会に授与
駒ケ根ロータリークラブ(福沢晴海会長)は28日、地元で社会奉仕活動に取り組む団体を表彰する顕彰授与式を駒ケ根商工会館で開き、本年度は駒ケ根市内を流れる天竜川の支流「鼠川」の環境保護活動などに尽力してきた「ねずみ川愛護会」(粥川一寿会長、会員75人)に顕彰を授与した=写真。粥川会長は「みなさまの協力がなければできない取り組みだが、今年も75人の協力を得ることができた。子どもに川の喜びを養ってもらおうと活動している。今日はありがとうごさいました」と語った。
小町屋区民でつくるねずみ川愛護会は94年、当時の区長の呼びかけで「荒れるねずみ川を守る会」として発足。その後、同河川の環境整備、水質保全活動、アレチウリ駆除などを展開してきた。また、「ねずみ川セセラギサイエンス」の開催を通して子どもたちに川が親しむための活動も実施。現在、鼠川の保全を目的として各団体が活動を展開しているが、その連絡会的役割を担っている。
授与式の後、同会の活動に関する粥川さんの話もあった。