馬見塚蚕玉神社の例大祭盛大に
駒ケ根市福岡の馬見塚蚕玉神社で3日、例大祭があった。神社のある馬見塚公園には昔ながらの露店がずらりと並び、地元小中学生や高校生らによる吹奏楽演奏などが、訪れた家族連れなどを楽しませた。
祭りは五穀豊穣や地域産業の振興などを願い、同地区住民でつくる運営委員会(伊藤静雄委員長)と神社奉賛会が毎年開催しているもの。りんご飴やお面、射的など、懐かしい露店が多数並ぶなど、昔の祭りの雰囲気をそのままに残しており、地元だけでなく、地区外からも多くの人が訪れる。
恒例イベントの一つ、宝投げの時刻になると、その福にあやかろうと、子どもから大人まで大勢の人がやぐらの下に集まり、投げられたもちやお菓子に必死で手を伸ばしていた。また、特設ステージでは赤穂南小学校の金管バンドや赤穂高校、赤穂中学校の吹奏楽部が日ごろの成果を披露。観客らは聞き覚えのある曲を口ずさみながら、生徒らの演奏に聞き入っていた。