北割区敬老会
宮田村北割区の敬老会は29日、真慶寺で開いた。分館と区の主催で、70歳以上140人のうち72人が出席。地域のあたたかなもてなしを受け、戦争をはじめとした苦労の体験を今後の生活にも活かしていこうと気持ち新たにした。
出席した高齢者を代表して小田切藤彦さんは「100歳まで生きるような気持ちでがんばりたい。自分も他人も大切にし、生きがいを持って心豊かに暮らそう」とあいさつ。
悲惨な戦争を絶対に繰り返さないよう、若い世代に伝えていかなければとも語った。
「苦労されてきた皆さん。これからの人生は多いに楽しんでください」と伊藤広和分館長。
唐木登区長は「まだまだ私たちは未熟。先輩の皆さんがたの知恵と力をかしてほしい」と祝辞した。
演芸では地元グループの踊りなどもあり、歌や体操などで体を動かしながら楽しむ場面もあった。