千人塚祭りにぎやかに
町内外からどっと家族連れ
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飯島町七久保の千人塚公園で5日、恒例の千人塚まつりがにぎやかに開かれた。
小雨がぱらつくあいにくの空模様だったが、町内外からどっと家族連れが訪れた。
城ケ池周辺には、たこ焼きや焼きそば、おもちゃ、昔懐かしい飴や、お面など20軒余が軒を並べた。
午後からは、改修したばかりの水上舞台で演芸会。趣味のグループの踊り、カラオケなどが舞台を飾り、最後は千人塚音頭で盛り上がった。
【千人塚のいわれ】 船山城主片桐氏の臣下、上沼氏が居住していたが、天正10年織田信忠のために本城とともに落ちたと伝えられている。
天明年間に北村集落に悪疫が流行し、僧侶を頼んで法要を行なったが、なおたたりが続き、天保15年6月にたたりを恐れ碑を建て、春秋の年2回「千九人童子」の供養を行ったという。