菜の花まつり
箕輪町の広域農道沿いに広がる菜の花畑で6日、菜の花まつりがあった。NPO法人伊那谷菜の花楽舎の主催で、空の青に一面の黄色が映え、訪れた家族連れらはユカイナとコカリナの演奏や菜の花摘み、菜の花料理の試食を楽しんだ。
伊那谷菜の花楽舎が、栽培した菜の花から食用の菜種油を作り、家庭で使用した廃食用油を回収してバイオディーゼル燃料(BDF)を精製する活動のため、昨年秋に1・3ヘクタールの畑に菜の花の種をまいた。
見ごろを迎えた菜の花畑での祭りを計画。伊那発祥の楽器で木のオカリナ「ユカイナ」のグループ「ユカイナクラブ」、箕輪町のコカリナサークル「明音」が、花の中の特設ステージで優しい音色を響かせ、「朧月夜」「トンビ」「背比べ」などを演奏した。
訪れた人は菜の花を摘んだり、写真を撮って春を満喫し、子どもたちは自分の背丈と同じくらいの高さに育った菜の花の中を走り回って遊んでいた。