2年ぶり復活の宮田中強歩大会、雲上の宮田高原目指して
宮田村宮田中学校は9日、800メートルに及ぶ標高差を克服して宮田高原を目指す強歩大会を開いた。2006年7月豪雨の影響が残り昨年は中止を余儀なくされたが、2年ぶりに・ス復活・ス。約300人の全校生徒が、村の豊かな自然にふれながらゴールを目指した。
昨年は豪雨の影響で、高原へ通じる寺沢林道が不通に。同校は目的地を変えて大会を継続することも考えたが「宮田高原に行く伝統を大切にしたい」と、林道の復旧を待ち望んでいた。
1、2年生は初めて、3年生にとっても2年越しの大会で、友人同士励ましあいながら一歩づつ進む姿も。
体力にあわせて9・6キロのコースも設けたが、大半は12キロに挑戦。新緑の木々とさわやかな空気の後押しを受けて、連続する急激な上り坂を一つづつ克服していった。
トップを競う生徒たちは、目標タイムや順位も気にしながら激走。標高1600メートルの高原にたどりつき、心地良い汗を拭っていた。
上位は次の通り。【男子】(1)田中朝陽(3年)(2)宮下知也(同)(3)大下悟(同)(4)平沢亮也(2年)(5)谷川伸吾(3年)【女子】(1)矢澤優(3年)(2)大澤早絵(同)(3)酒井まどか(2年)(4)夏目玲(同)(5)草間洵奈(同)