地域福祉推進セミナー
地域の福祉のあり方について考えてもらおうと伊那市社会福祉協議会(御子柴龍一会長)と伊那市は11日、08年度地域福祉推進セミナーを伊那市の生涯学習センター「いなっせ」で開いた。地区・地域の社協役員や区長、民生児童委員、福祉団体関係者など約200人が参加し、市社協による基調説明、市による行政説明のほか、市民による国際協力団体「JPCom」事務局長の桑原英文さんによる講演「災害、福祉に強いまちづくりをめざして」を聴いた。
市社協総務課の小池浩史地域福祉係長は基調説明で「地域福祉推進のためには良い意味でのちょっとした世話焼き、おせっかい焼きが活躍する・スご近所福祉・スが必要。地域住民みんなで助け合い、暮らしやすい地域をつくろう」と呼び掛けた=写真。
市保健福祉部の原日出子社会福祉課長は、災害時に住民同士が支え合い、助け合うために活用するマップ作成の必要性を訴えた。