自由保育園「はらぺこ」で恒例のみそ造り
伊那市富県の自由保育園「山の遊び舎はらぺこ」で14日、恒例のみそ造りがあった。園児は、遊び感覚で楽しみながら、みそ玉を作るまでの作業に熱中した。
食育の一環で体験を通して学ぼう-と、開園時から毎年取り組み4年目。
伊那産大豆10キロを使い、ゆでた大豆をすり鉢とすりこぎで皆で協力してつぶした。つぶす工程は昔ながらの機械も使い、園児は機械からミンチの状態で出てくる大豆を「そばみたい」と興味深く見ていた。
大きなボールに大豆と麹、塩が入ると、「気持ちいい」と4、5人が一度にボールの中に手を入れ、団子や山を作って遊びながらぐるぐるとかき混ぜた後、みそ玉を作った。
みそは園の食事に使うほか家庭に配り、バザーでの販売も計画している。