春富中学校3年生が総合学習で運動会
自ら企画運営し団結深める
伊那市の春富中学校3年生(5クラス・191人)は13日、学年ごとの総合的な学習の時間「矢羽根」で運動会をした。校庭で、学年の団結を深めるとともに、学級ごとの交流も図った。
初の試み。各学級長らを中心に生徒の力で企画の立案、準備、運営などを進めた。
運動会はクラス対抗で、障害物リレーや騎馬戦など5種目。玉入れは、相手クラスの代表が背負ったかごに向けて玉を投げ入れた玉の数で勝負した。
かご役は相手から逃げまわることで必死。はじめのうちは勢いよく走り回っていたが、途中で疲れてしまい、立ち止まっているところを集中的に狙われていた。
団結力を図るため、各クラスで同じ色のTシャツを用意。「愛羅武参組(あいらぶさんくみ)」などと書いたり、それぞれの個性も光っていた。
午後は文化祭の合唱コンクールに向けて、学年の歌を練習した。