駒ケ根市が本年度、市民による行政評価を実施
駒ケ根市は本年度、市の事業の妥当性を判断し、次年度以降の改革、改善を図る「行政評価」において、市民による外部評価を導入する。上伊那でも行政評価に取り組んでいる市町村は多いが、すべて市職員による内部評価。全国でも先進地では市民による評価を導入している例もあるが、上伊那8市町村では初めての試みとなる。こうした取り組みを通して、より市民の声に沿った事業展開を図りたいと考えている。
現在駒ケ根市では、年間約300の事業を展開している。行政評価は事業ごと実施しており、これまでは300事業のうち約100事業を選定し、市職員が評価する形をとってきた。
今回市民に行政評価を行ってもらうのは、選定した100事業のうちの20縲・0事業。メンバーは15人程度を想定。「行政評価市民委員会」(仮称)を発足させ、過去に市民会議などに参加した経験がある人や市の行財政に精通した市民などに加わってもらうほか、公募委員も募る。
本年の委員は07年度事業を評価。年内に結論を出してもらい、市はその評価を09年度事業に反映していく。