本年度の市政モニター会議はじまる
年間を通して駒ケ根市政に提言などをしていく市政モニター会議が14日、市役所などであった。本年度のモニター9人が集まり、昨年開所した地域自立支援施設「きらら」などを視察=写真。その後、本年度の市の主要事業の説明を受け、杉本幸治市長と市政について懇談した。
市民の声を反映した市政運営をしていくことを目的とする市政モニターは、一般から公募したモニターに年間を通じて市政に関する意見を寄せてもらう。
会議に先立ち、モニターたちは市内3施設を見学。その後、杉本市長が委嘱状を手渡し、「駒ケ根市も協働のまちづくりということで取り組んでおり、いろんな形で提言をしていただきたい。みなさんの声を、一つでも二つでも市政に反映していきたい」と語った。
懇談では「これまで市に対してさまざまな団体が提言をしてきているが、その結果がどうなったのか分からない。これまでの提言をもう一度見直してほしい」「駒ケ根には二つのアルプスの見えるまちというキャッチフレーズがあるが、普段からこうした山々が見えるのはすごく大切なこと。便利なことも大切だが、人が気持ち良く歩けるまちづくりにぜひ力を入れてほしい」などといった意見が出た。