女性農業委員への登用にかんして要請
県女性農業委員の会上伊那支部(宮崎美和子支部長、会員16人)は15日、農業委員選挙を7月に行う南箕輪村に対し、女性委員が選出されやすい環境づくりの推進を求めた。委員8人が村役場を訪れ、唐木一直村長、有賀彰司村議会議長、唐沢俊次農業委員会長に要請書を受け渡した。
現在、村農業委員は16人中女性が2人で、いずれも議会推薦枠から選出している。要請書によると、農業就業人口に占める女性の割合が6割を越える中、農業における女性の果たす役割は一層重要。女性農業者が農業委員に立候補しやすい環境づくりを進めてほしい竏窒ニ求めている。
要請に対し、唐木村長は「女性が元気な村は、全体で見ても元気だといわれる。地域で女性に頑張ってもらいたいと思っているので、議会とも話し合いながら要望に添えるよう考えていきたい」と話した。
唐木村長に要請書を受け渡す宮崎支部長