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「みやだの古木・名木」出版祝賀会

「みやだの古木・名木」出版祝賀会

 宮田村の宮田郷土研究会(小田切須賀雄会長)は、5年の歳月をかけて調査、編集した「くらしの中で育つみやだの古木・名木」の出版記念祝賀会をJA宮田支所で開いた。昨年秋の村文化祭などで販売して好評。「村の歴史遺産にふれてもらう契機になれば」と、会員相互に長年の労苦をねぎらった。
 村内の200本以上を一本づつ丁寧に調査し、149本を収録。
 住民の視点もふんだんに盛り込んで、地域や暮らしと木の関係を見つめた貴重な一冊として完成した。
 祝賀会で小田切会長は「皆さんにご努力頂き、この喜びはひとしお。この本によって古木に対する認識も新たにして、守っていきたい」とあいさつ。
 来賓の新井洋一教育長は「村民にとって保存、伝承のきっかけになる大変意義のある事業」と語り、村の文化財保護に住民パワーで取り組む同会の活動に賛辞を送った。
 「みやだの古木・名木」に関する問い合わせは、村民会館85・2314まで。

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