南割公園にあるトンボの池で、ハッチョウトンボの羽化は始まる
駒ケ根市の昆虫に指定されている世界最小クラスのトンボ「ハッチョウトンボ」(体調約1・5縲・センチ)の羽化が、同市南割公園内にある「トンボの池」で始まった。
同池でハッチョウトンボが確認されたのは10年ほど前。その後、市民らでつくる「ハッチョウトンボを育む会」(小川周次会長)が保護活動を展開し、池に住む生物たちを守り続けている。
今年の羽化は昨年より1週間ほど早め。現場に置かれた観察ノートには、育む会のメンバーが12日に羽化を確認したことが記されており「これから多くハッチョウトンボの姿が見られると思うと楽しみですね」と、コメントが添えられていた。
夏にはハッチョウトンボのほか、多くの生物たちが訪れる人たちの目を楽しませる。
育む会主催の観察会は7月20、21日に開催する予定。