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中川村片桐警察官駐在所主任、大森和広巡査部長

くれぐれも振り込め詐欺の被害にあわないように、

中川村片桐警察官駐在所主任、大森和広巡査部長

 3月末片桐警察官駐在所に着任した。1カ月余が経過し「駐在所勤務は5年振り。アルプスはきれい、花も多く、いい所に来た。地元の『中央そばの会』の皆さんが花見に呼んでいただき、地域住民が駐在所をいかに大切に思ってくれているかがよくわかった。地区の役員さんとも顔なじみになり、気さくでつきやいやすい土地柄」と印象を。
 旧丸子町に生れ、地元の高校を卒業後、警察官を志し、1年間の研修を終え、岡谷署田中町交番へ。「毎日が勉強で、社会人になっても、勉強しなければいけないのか」と思ったとか。
 その後、長野中央署に移り、交番、警ら隊、留置所管理係にもした。警ら隊はパトカーに乗り、取締やパトロールを行い、結構忙しかったとか。留置所管理係では「留置人の世話をする中で、犯罪者の気持ち、心理が勉強になった」。
 駒ケ根署勤務を経て、飯田署の天竜村へ。「温暖で県内では桜が1番先に咲き、のどかな村だったが、自販機荒らしや学校荒らし、建設作業事務所荒らしなどの犯罪もあった」と振り返る。
 片桐駐在所に着任して「片桐地区は国道153号が通り、交通量も多い。村道の通学路などは歩道整備も進み、安全意識が高いことが伺える。それでも、最近、牧ケ原トンネルの北側で、スピートの出しすぎで単独事故が発生した。シートベルトの着用率もよいが、たまに未着用が見られる。すぐそこまでだからと言って、未着用で取締にあうて、1点減点になる。1点をおろそかにしていると、そのうち免停になってしまう」と注意を呼びかける。
 また「中川は高齢者世帯が多い。くれぐれも振り込め詐欺の被害にあわないように、気をつけてほしい。相手はプロ、口がうまい。最近、無料で粗大ごみを処理してくれると持ち掛け、後で高額の処理代金を請求された事例があった。何かあったら相談に来て」と呼びかけている。(大口国江)

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