信州みのわ山野草クラブ「春の山野草展示会」
箕輪町の愛好家らでつくる信州みのわ山野草クラブ(白鳥征男会長)の「春の山野草展示会」が17日、箕輪町の木下公民館で始まった。季節の花木(アツモリソウ、エビネ、イワチドリなど)、寄せ植え・石付き、斑入り植物など約200点を展示。初日には、東京や横浜など県外から来た来場者たちもおり、会員が持ちよった余剰苗を買い、展示作品に見入っていた。18日まで(午前9時縲恁゚後4時)。
同クラブは毎年春と秋に展示会を開いているほか、毎月第3水曜日に例会を開き、山野草の育成方法や展示作品の作り方などを学習している。
会員たちの指導にあたっているのは、83歳で同会最高齢の中山銀子郎さん。花木の育成などは、盆栽から始めて40年近くになるとのこと。
中山さんが「せっかく見にきてもらうのだから、鉢や敷き物にも気を配ろう」と会員たちに呼びかけたこともあり、来場者たちからは丹念に育てられた花木だけでなく、工夫された鉢にも感心する声がある。
「ここのはいろんな分野のものがあるし、作品に親しみが感じられていい」と塩尻市から来た来場者。
中山さんが同じく指導する南箕輪村の神子柴園芸クラブは、6月7、8日に展示会を同村の神子柴公民館で予定している。