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写真展「外国青年が撮った長野」

写真展「外国青年が撮った長野」

 JETプログラム(語学指導などを行う外国青年招致事業)で長野県を訪れている国際交流員や外国語指導助手が撮影した写真展「外国青年が撮った長野」が19日、伊那合同庁舎玄関ホールで始まった。国際交流活動や外国人の目から見た長野県を撮影した写真を紹介している。
 県内にはJETプログラム登録者119人、国際交流員11人がいる。今回、県の国際交流員2人が初めて写真展を企画した。12人が参加し、国際交流活動の様子と長野県の魅力の2つのテーマで22点の写真を飾った。
 12人はアメリカ、カナダ、オーストラリア、フィンランド、イギリスなどの出身で、母国では見られない桜や紅葉、スキーのジャンプ、木曽の宿場、小学生の英語授業の一こま、カンガルー肉の味見をする子どもたちなど、人との触れ合いや滞在中に目にした風景など感動と共にシャッターを切った作品が並ぶ。
 企画者の一人、上伊那地方事務所国際交流員のパトリシア・ドーシャーさん(24)=米国ミネソタ州=は、「写真を通して長野の魅力を再発見できればいいと思う。桜や紅葉など長野に生まれ育った人がきれいと感じるように、外国人もきれいと思う共通点があること、県内に住んでいる外国人のことも知ってほしい」と話している。
 展示は県庁、松本会場に次いで3会場目。会期は23日まで。その後は千曲市、飯山市、松本市で展示する。

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