小西朝子展オープニングパーティー
駒ケ根高原美術館
駒ケ根市菅の台の駒ケ根高原美術館は10月30日まで開催中の「小西朝子展窶葱UNST(芸術)Mental(衝動)Simple(独慎)」開催記念のオープニングパーティーを11日、同館で開いた。関係者ら約40人が出席。作家の小西さんを囲んで乾杯し、個展の開催を祝った。あいさつに立った小西さんは「展示はこの10年間の作品の中からピックアップしたほか、この個展のために制作した新作もある。テーマは『不完全の美』。現在パリを本拠にしているが、完璧さを求める西欧社会の中にあって、完全でないところに美を見出すのは東洋人としての感性ゆえかもしれない」と自らの作品を評した。
個展では、パリのルーブル美術館で見たメソポタミアの彫像に感銘を受けたことから制作した「グデア王像」など彫像、絵画、写真など約70点が展示されている。
小西さんは70年東京生まれ。多摩美術大絵画科油画卒後渡仏し、パリをはじめ各地で個展を開くなど気鋭の作家として活躍中。
期間中休館なし。午前9時窶伯゚後5時30分。入館料は大人千円、大学・高校生800円、小・中学生500円(小・中学生は土曜日無料)。
問い合わせは同美術館(TEL83・5100)へ。