箕輪町まちづくり住民提案事業補助金
本年度の箕輪町の「まちづくり住民提案事業補助金」の交付事業が20日、決定した。新規6件、継続5件の11件の事業に町が総額107万8千円の補助金を交付。町では、同補助金の2次募集を5月26日から6月13日まで行なう。
今年で3回目となる同事業は、住民と行政がともによきパートナーとして連携、協働し、地域の課題解決や住みやすいまちづくりを進めていくことを目的としている。補助金は原則10万円以内で2年間に限り継続事業を認める。
5月1、13、19日に開いた審査委員会では(1)公益性(2)独創性(3)発展性(4)実現性(5)独立性竏窒フ5つの審査基準に照らして応募のあった事業を検討。
20日に丸山亮審査委員長と関嘉重副審査委員長が箕輪町役場を訪れ審査結果を平沢豊満町長に報告した。同日町長が最終決定をし、補助金の交付が決まった。
丸山委員長は「ただ遊ぶとか何かするというだけでなく教育的な部分が入っているものもある。こういうものがどんどんでてきてくれるとありがたい」と話していた。
今回補助金交付が決定した事業は次の通り(カッコ内は団体名と補助金額)
新規
◇生活習慣病改善運動事業「メタボに注意しよう」(劇団「メタボ」、10万円)=保育園・小学校などでの寸劇開催◇親子で楽しむ絵本作家の講演会を聞く(おはなし応援団、12万3千円)=絵本作家の講演会開催。イベントなどでの寸劇開催◇花ずし体験(箕輪お花ずしの会、10万円)=花ずし体験会の開催◇独居老人、母子家庭支援プロジェクト(上伊那建労箕輪分会、10万円)=独居老人、母子家庭の住宅など修繕◇天竜護岸に花を植え、町民の憩いの場を作る(天竜フラワープロジェクト、10万円)=天竜川護岸を活用し花を植え、環境美化を図る◇俺たちの荒廃農地の活用事業(福与の農地を守る会、10万円)=遊休荒廃農地を活用した地域の活性化
継続
◇ハンドメイドタウンみのわ親子ふれあい事業(ぷち・どぅ Club、10万円)=ハンドメイドフェスタの開催◇文化面でのまちづくり企画(辰巳クラブ、10万円)=各種講演会・音楽芸術鑑賞会の開催◇手筒花火による地域の活性化、子育て支援(みのわ手筒会、10万円)=各種行事における手筒花火打ち上げ。保安技術講習会の実施など◇「どっこいしょ」運動事業(がんばる会、5万5千円)=遊休農地を活用した環境づくり◇集落玄関環境美化事業(長岡花の会、10万円)=集落南北入口に花などを植え集落入口の環境美化を図る