保護者自ら歩いて危険をチェック
宮田村宮田小学校PTA(池上真悟会長)は17日、通学路の危険個所パトロールを実施した。保護者や防犯指導員ら約80人が、毎年改定を続けている「安全マップ」を基に実際に歩いて点検。新たに危険度を3段階で評価し、注意や改善が必要な場所を分かりやすくした。また、万が一の時に児童、生徒が駆け込む「子どもを守る安全の家」も訪問し、地域全体で子どもたちを守っていこうと意識を高めた。
同PTAは一昨年度に安全マップを作成。安全の家の位置などとあわせて学校玄関に張り出し、児童への周知徹底を図っている。
パトロールも毎年実施し、この日も各地区に分かれて巡視。危険が潜んでいそうな場所が他にもないか目を光らせた。
従来のマップで把握している部分も含めて、危険度別にA、B、Cの3段階で評価。さっそくマップに落として改定した。
今後は結果をもとに、村や教育委員会をはじめとする関係機関に施設的な改善要望など行っていく。
池上会長は「みんなが関心を持つことが大切に思う。何かあったら声をかけあえる。地域みんなで子どもたちを見守っていきたい」と話した。