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中学校生徒数不均衡対策

 14日、開会中の駒ケ根市議会9月定例会の一般質問で宮澤清高議員の質問に答えた中原稲雄教育長は、赤穂中学校と東中学校の生徒数の不均衡を是正する当面の対策として、赤穂中への入学予定者のうち希望者4、5人に対し、東中への入学を認めたいとする考えを明らかにした。05年度4月から導入し、同市下平に建設を計画している新中学校の開校までの間、毎年度実施していきたいとしている。新中学校は当初2010年の開校をめどに建設する計画だったが、3市町村合併が白紙となったことにより、財源の見通しが立たなくなったことから暗礁に乗り上げている。
 東中の05年度入学予定者は9月現在39人。このまま入学者が増えなければ1学級となる見通し。その場合、教職員も現在の13人から3人減の10人となる。一方、赤穂中は県下一の大規模校。05年度の学級数は1増の9クラスとなる見通しで、その不均衡が問題視されている。

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