地球温暖化対策実行計画を策定
飯島町
飯島町は町の事務事業に関し温室効果ガスの排出量を5カ年で5%削減する目標や、具体的取り組み内容を盛り込んだ飯島町温暖化対策実行計画を策定、町議会6月定例会で報告する。22日、役場で住民福祉課、総務課、教育委員会など関係課係でつくる地球温暖化対策実行計画策定プロジェクトチーム会議を開き、住民環境係がまとめた原案をもとに協議し、計画を策定した。
同計画は町の事務事業に関し、温室効果ガスの排出を抑制し、地球温暖化対策の推進を図ることが目的。計画期間は08年度縲・2年度まで5カ年とし、算定基準年は06年度とした。事務事業の範囲は庁舎のみでなく、廃棄物処理、下水道、公立学校も含む。
06年度の町の施設からの二酸化炭素の総排出量は1470トン389キログラム、主な内訳は電力約1128トン、灯油267トン、ガソリン52トン-など。
計画の目標は5カ年で温室効果ガスの総排出量を5%削減する。所管課別削減目標値は総務課14トン869キロ、住民福祉課39トン649キロ、産業振興課1トン224キロ、建設水道課19・439キロ、教育委員会36トン71キロ。
具体的な取り組みには▽用紙類の使用量の削減(両面コピーの励行、使用済み用紙の裏面利用)▽古紙割合の高い再生紙の使用▽消灯など節電▽冷暖房温度の適正管理▽クリーンエネルギー自動車導入の検討▽公用車の燃料使用量の削減(相乗り励行、アイドリングストップ励行)▽環境配慮製品の使用▽節水の励行▽太陽光利用施設導入の検討▽廃棄物の減量化-など。