絵本作家、飯野和好さんの読み語り講演会
「おっと痛快、読み語りの旅でぃ!飯島宿」
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飯島町図書館は開館15周年記念講演会を17日、飯島文化館で開いた。絵本作家の飯野和好さんが読み語りを交えて「おっと!痛快、読み語りの旅でぃ!飯島宿」と題して話し、親子ら120人が飯野さん独特の絵本の世界に魅了された。
縞のかっぱに三度かさというまたたび姿で登場した飯野さんは、手にした沖縄の缶かんからさんしんを爪弾きながら自作の「海にどぼん」を披露。
この後、絵を投影しながら「ねぎぼうずのあさたろう」の読み語り。行き倒れの娘を助けたあさたろう。娘を背負って、家まで送り届けたが、吉原から追手が:。
続いて、「くろずみ小太郎旅日記、怪僧わっくさ坊暴れる」。1・5等身の主人公、くろずみ小太郎は山寺の住みついた怪僧を退治したが、その僧は、悪いカメムシに妖怪にされていた:。
子どもも大人も楽しい話、ド迫力のキャラクターの活躍に引き込まれた。