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伊那養護学校でさすまた講習会

伊那養護学校でさすまた講習会

 伊那市西箕輪の伊那養護学校で23日、さすまた講習会があった。同校職員約50人が参加し、スクールサポーターの倉田富夫さんから、さすまたの使い方や簡単な護身術の指導を受けた。
 伊那養護学校は昨年、不審者が校内に侵入したことを想定した防犯訓練を行なったが、その時に職員の間から、「さすまたの使い方をしっかりと教わっておきたい」という意見が出たため、今回の講習会となった。
 倉田さんは「不審者を制圧するよりも、生徒と職員の安全を第一に考えること」と不審者が侵入した時の心構えを話し、「さすまたの短所は相手に奪われやすいこと」「刃物が届かないように根本の方を持つ」「右正面で構えた方が安全性が高い」などさすまたの使い方を具体的に説明。
 倉田さんの理にかなった説明を職員たちは「おお」「なるほど」と熱心に聞いていた。
 ひと通り説明が終わると、職員たちは8人ほどのグループに分かれ、不審者役をそれぞれ交代で演じながら、さすまたの使い方を練習した。
 また簡単な護身術として、手をつかまれた時や、後ろから抱きつかれた時に振りほどく方法なども練習した。
 職員たちは倉田さんに「さすまたが近くにない場合はどうすればいいか」「不審者が入ってきた時に職員にどのように伝えればよいのか」などさまざまな質問をしていた。

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