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芋焼酎南箕輪会 期待を込めて苗植え

 南箕輪村の有志で集まり、地元ブランドのいも焼酎造りを目指す「芋焼酎南箕輪会」(藤沢久人会長)は27日、2年目となるサツマイモづくりを始めた。会員12人が集まり、焼酎に使うサツマイモ「黄金千貫(こがねせんがん)」の苗植えに汗を流した。
 活動は、上伊那各市町村で栽培した原料を喜久水酒造(飯田市)が醸造する「伊那八峰シリーズ」の同村産のサツマイモ作りを担う。発足2年目の同会は前年度、見込みを大きく越える3千本の苗から約5千キロのサツマイモを収穫し、「大芝の華」の名称で焼酎を販売した。
 本年度は昨年より作付け面積約1・5倍の約30アールの畑に、5千本の苗を植え付ける。この日は、10月中旬の収穫を心待ちに、会員がまずは2200本を定植。藤沢会長は「昨年以上の収穫を期待したい。飲みやすくて、おいしい焼酎を造ってもらうため製造会社にもお願いし、ブランド化を進めたい」と話している。
 6月12日午後3時から、一般から募った参加者とともに残りの苗を植え付ける予定。参加者には本年も「大芝の華」の新酒をプレゼントする。問い合わせは、事務局の大芝荘(TEL76・0048)へ。
秋の収穫を期待しながら苗を植え付ける会員ら

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