子ども祇園ばやし、伝統受け継いで
あばれみこしで知られる7月の宮田村津島神社祇園祭にむけて25日、まつりの到来を告げる祇園ばやしの練習が始まった。氏子である町一、二、三区の小学生から高校生まででつくる「子ども祇園ばやしの会」で、江戸時代から続く伝統を受け継ごうと取り組んでいる。
大人たちでつくる祇園ばやしの会の川手友幸会長や加藤政義さんらが指導。
「今から350年前に始まった祇園ばやしは、町区の人たちがずっと大切に守ってきた。みんなが次代に伝えていって」と呼びかけ、さっそく練習を始めた。
子ども祇園ばやしの会は1982年に発足。今年は新たに10人ほどが加入し、笛や太鼓など希望の楽器で練習に励んだ。
今後は毎週練習を行い、7月19日の祭り本番で奉納する。