箕輪東小6年生がエコ・クッキング
箕輪町の箕輪東小学校6年生(38人)は26日、環境カウンセラーで省エネルギー普及指導員の宮原則子さんを講師として同校に招き、環境に配慮したエコ・クッキングに挑戦した。
同小6年生は今年度総合学習で環境について学んでおり、19日には学校近辺の植物や昆虫など自然をテーマにした撮影会を開いた。今回は身近なところから省エネやエコロジーに取り組んでいくためのエコ・クッキング。
調理に入る前に、宮原さんは「鍋ややかんを火にかけるときは水滴を拭く」「生ごみは、新聞紙などを折って作った紙のごみ入れに捨て、水気を切ってから捨てる」など簡単なエコ・クッキングの方法を説明。
「ちょっとした習慣でも小学生のうちに身につければ、これから一生を過ごす間にかなりの省エネになる」と児童に話していた。
今回のメニューはセロリやニンジン、ひき肉などを使った「いろいろ入れたドライカレー」、ジャガイモと出がらしの茶葉などを使った「まるごとポテトのマヨ焼き」、レタスの外葉やセロリの茎などを使った「イタリアン卵スープ」の3品。
さっそくエコ・クッキング開始。むいたタマネギの皮は新聞紙で作ったごみ入れへ。野菜は食べられるところは全部使用。汚れたボールは、まずヘラを使って汚れを取り、それから拭き取ってから洗う。
「ダメだよ、水はちょぼちょぼと出すって言ったじゃん」と児童たちは互いに注意し合いながら、料理を作っていた。