大芝高原にセラピーロード
認定のための調査始まる
南箕輪村が申請した「森林セラピー総合プロジェクト」のウォーキングロード(セラピーロード)認定に向けた審査のための調査が13日始まった。14日、村がセラピーロードを計画する大芝高原「みんなの森」で生理・心理調査などがあった。
国土緑化推進機構の森林セラピー実行委員会が取り組む「森林セラピー総合プロジェクト」は、森の自然があやなす風景や香りなどを実感することにより、心身に元気を取り戻させようとするもの。
調査は「森林と都市では、人の心身にどのような変化が生じるのか」という生理・心理調査と、「その森がどのような環境にあるのか(マイナスイオン、フィトンチッド、日照条件など」の物理調査の2つ。唾液検査、血圧、心拍数などからリラックス値を割り出す生理・心理調査は、森林の中を歩く前と、歩いた後の被験者の数値を計った。
調査は森林と都市での被験者のデータを比較。この日は松本駅周辺でも同様の調査があり、翌日、被験者を入れ替えて調査する。
今後、データ分析をし、来年4月に認定が決まる。
県内ではすでに、申請した佐久市、飯山市、信濃町、上松町でも調査があった。