小梅の出荷最盛期
中川村田島のJA上伊那中川梅選果場で小梅の選果、出荷作業が最盛期を迎えている。
梅は小梅の代表品種「竜峡小梅」と赤い実の「吉村」。選別機でLから6Lに分け、10キロずつ箱詰めされ、名古屋市などに向けて出荷される。
小梅の出荷ピークは9日ころまで。26日までに伊南地区の農家が123トン(うち加工用93トン)を出荷する。L縲・L級は漬物用として加工工場に、3L以上が青果として、店頭に並ぶ。
隣接のたじまファームでも取れ立てを販売している。
また、今年初めて、選果作業の省力化を図るため、加工用の一部は選果せず、集果ネット(20キロ入り)のまま販売する。
JA上伊那果実課の井上博志課長は「今年は加工用が1キロ215円で、昨年に比べて30円上がり、農家の手取りが増える。収穫量も品質もいい」と話している。