伊那まつりTシャツデザイン決定
8月2、3日に開かれる伊那市の大イベント「第36回伊那まつり」の公式Tシャツの背面デザインが、市内の広告会社社員菅原一英さん(34)=伊那市西町=の作品に決まった。作品は玉を抱いた竜が夜空を勇ましく飛翔する姿を描いている。実行委員会事務局によると、菅原さんは「旧伊那市と高遠町、長谷が一つの竜の化身となって夜空に燃え上がるイメージを表現した。若い人からお年寄りまでみんなに着てもらって祭りを楽しくしてほしい」と喜びを語っているという。
審査は2日に市役所で行われた。応募作品は市内外の13人から寄せられた17作品。審査員の一人、高遠高校美術科の北原勝史教諭は「どの作品もレベルが高く、審査に迷った。採用作品はデザインも色もよく工夫されている」と講評した。うちわと冊子のデザインも決めた。
Tシャツの購入受け付けは6月下旬ごろから。価格は注文の数量にもよるが、1枚1500円前後になるという。昨年は1108枚販売した。問い合わせは市役所(TEL78・4111)産業振興部観光課へ。