昭和伊南病院の小児科外来が助産師・看護師による「赤ちゃん相談」を6月から実施
常勤産科医師の不在で出産の取り扱いができない状態が続いている昭和伊南病院は6月から、小児科外来の助産師・看護師による「赤ちゃん相談」を開始する。他院で出産し、その後、地元に戻ってきた母子が、ちょっとした心配事で再び遠方の病院まで足を運ばなければならないのは負担が大きいため、地元で気軽に相談できる場を提供しようと考えた。担当者は「生後3カ月からは市の検診も始まるが、それまでの間は何かと心配なこともあると思う。遠くで出産して戻ってきた時に気軽に利用していただければ」と語る。
分娩を扱っていない現在、同院では基本的に新生児や乳幼児の検診は行っていないが、遠方で出産し、地元に帰ってきた母子からの希望があった場合は、小児科の医師が受診する形をとっている。
しかし、新生児、乳幼児を抱える母親にとっては病気でなくても、ちょっとした変化や些細な症状に心配を感じることも多く「何でも気軽に相談できる場をつくろう」と、今回助産師や看護師が相談に応じる場を設けることになった。
相談会の開催は毎週木曜の午後2時縲恁゚後3時。料金は1回525円だが、相談の後、医師の診断が必要だと判断し、受診に切り替えた場合は料金の徴収はない。相談に参加する時は母子手帳、保険証、受診カードを持参すること。
問い合わせ・予約は昭和伊南病院(TEL82・2121)へ。