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駒ケ根市、森林税の活用方法示す

 駒ケ根市議会の全員協議会が2日、市役所であり、県が本年度から導入した長野県森づくり県民税(森林税)のうち、市町村支援に充てられる「森林整備推進支援金」の活用方法を示した。
 市はこの支援金を、国または県の補助事業で、林業者や森林組合などが行う間伐事業を嵩上げ補助に用いる方針。補助額は事業費の100分の15以内。個人負担は1万円程度から5千円程度なる見込み。予算額は236万円。うち130万円は森林づくり推進支援金から充当する。
 駒ケ根市の森林面積は約1万2千ヘクタール。現在、約9千ヘクタールある民有林で、間伐が必要な人工林の面積が4千ヘクタール以上あり、今後森林づくり県民税などを活用して2012年までに約千ヘクタールの間伐を進める計画でいる。
 本年度、市に配当される森林づくり県民税としては約875万円を見込んでいる。

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