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西春近南小で「アンネのバラ」見ごろ

西春近南小で「アンネのバラ」見ごろ

 伊那市の西春近南小学校(竹内実校長)の体育館前花壇に児童や地域住民で植えた「アンネのバラ」が見ごろを迎えている。咲き始めは赤く、だんだんとオレンジ色になり、終わりにはピンク色となって散るかれんな花は、何度も花をつけ、11月ごろまで楽しめるという。
 バラはナチスの強制収容所で15歳で亡くなったアンネ・フランクが隠れていた、オランダの家の庭先に咲いていた花の改良種。上伊那のバラ愛好者でつくる「アルプスバラ会」会員で、近くに住む男性が、平和について考えてほしいと07年7月、同小に26株を寄贈したのが契機となる。
 同バラは、緑花委員会14人らで管理している大切な花。委員会では草取りや枯れた花を取り除く作業を定期的に行ったり、一輪挿しをトイレに飾ったりしており、委員長で6年の酒井香織さん(11)は「花がきれいに咲いていると一日が明るく過ごせる。これからも大切にしたい」と話している。

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