伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
75/(火)

ニュース

国際クレマチス協会がクレマチス切り花農家を視察

 世界のクレマチス愛好家でつくる国際クレマチス協会の一行60人が4日、飯島町田切のクレマチス切り花専業農家・渋谷宗一さんのハウスを視察した。
 一行は米国や英国、ドイツ、スイス、ノルウェーなど9カ国から参加。2日に来日し、クレマチスの鉢花生産者、土岐市の春日井園芸センターを見学した後、来町した。
 一行を迎え、渋谷さんは「今、一番花が切り終わり、二番花を切り始めている。切り花はつぼみのうちに出荷するので、満開の花は見られない」と説明。
 参加者は3カ所のハウスに分かれ、渋谷さんの案内でゆっくりと見て回った。
 ハウスでは、つぼ形の紅色、紫色、反りかえりがキュートな新品種、「ケイコ」と名付られたオリジナル品種が咲き始め、参加者はカメラやビデオを向けたり、渋谷さんに「消毒は何を使うか」「一番好きな花は」「大輪系は栽培しないのか」などと質問したり、お茶を飲みながら、クレマチス談義に花を咲かせた。
 英国から参加したケンさん、フィアナさんは「欧州とは異なる仕立方で参考になった」「育種が興味深かった」と感想を話した。
 一行は、伊那市のかんてんぱぱガーデンで昼食を取り、名古屋に向かった。

前のページに戻る 一覧に戻る