赤穂小学校長
馬場澄博校長(58)
素直で明るい子どもたちの様子は昔から変わらないですね竏秩B
この4月、赤穂小学校の校長に着任した。
同校に勤務するのは初めてではない。まだ旧校舎だった4年前、教頭として新校舎の設計などを考えた。
新校舎になった赤穂小を見て「前の校舎は古くて暗かったが、今度は良い環境に整えてもらった。中身も整えていかなければ」と気を引き締める。
着任して2カ月。“子どもが笑顔で楽しみに通える学校にしよう”を重点目標に、教員らとさまざまな取り組みを画策している。
「学校は信頼関係が大切だが、それはものではなく、人と人とが築くもの。先生方の力にはそれぞれの持ち味を十分に発揮してもらい、毎日の中で学校の教育力を育てていきたい。赤穂小の先生たちはずくがあるし、チームワークもある。だからすごく楽しみ」と笑顔を見せる。
また、学外へ出て学んだり、地域の人と交流をしながら学ぶ場を積極的に設けていきたいと考えている。
「駒ケ根市は農業をはじめ、いろんな産業があり、自然も豊か。子どもの中には小さいころ地域で学んだことが古里の印象として残る。大人になった時『そういえば昔、こうだったな』と思い出し、懐かしめるよう、地元から学ぶ機会を大切にしていきたい」
趣味は読書や山登り。
「昔は中アや南アルプスにもよく登っていた。せっかく地元に戻ったので、また登りたい」と話す。
箕輪町在住。現在は妻と義理の母との3人暮らし。