中沢小の2年生が大豆まきを実施
普段食べている大豆を自分たちで育ててみよう竏窒ニ、駒ケ根市中沢小学校の2年生28人が3日、大豆の種まきをした。種まきには児童の家族のほか、同地区の住民でつくる「中沢地区食文化を考える会」が協力。耕した土の上に種をまき、大豆が無事に成長することを願った。
大豆作りは2年生の生活科の一環として取り組んでいる。児童らは食文化を考える会のメンバーから大豆のまき方を教わった後、大人と二人一組になって種まきに挑戦。事前に用意した棒で種をまく感覚を測りながら、種
が深くまで入り込みすぎないよう注意し、そっと土をかぶせた。
また、大豆の種はハトなどの鳥に食べられてしまう可能性も高いため、児童らは事前にハトから大豆を守るための対策を各班ごとに検討。大豆まきの後、自分たちで作ったかかしや防護ネットを畑に設置した。
担任の片桐恵子教諭は「生活科の課題は植物の成長を学ぶことだが、命を大切にすることを学んだり、自分たちで作った作物から『安全な食』について考える時間を持てたら」と話していた。
大豆は1週間ほどで芽を出し、成長していく。収穫した大豆は豆腐やみそ、納豆などに加工する予定。