蒼華会「手描き染め教室」作品展
伊那市御園の宮下梨花(久子)さんが主宰する蒼花会の「手描き染め教室」による作品展が1日から、みはらしの湯ロビーで始まった。30日まで、愛らしい花などを描いたTシャツやブラウスなどを展示している。
描いただけで簡単に染まる特殊染料を使った手描き染め。染料は赤、青、黄の3原色のみで、それを調合して色を出す。綿や絹、ポリエステルなど布であれば何にでも、塗り絵手法で簡単に描くことができる。
今回は、伊那教室と駒ヶ根教室の生徒10人が出品。Tシャツやブラウスのほかクッション、傘などもある。宮下さんの図案を基に応用してデザインを決め、独自の色で仕上げた作品で、カラー、アヤメ、スズラン、カトレア、ユリなどさまざま花が淡い色合いで描かれている。
宮下さんは、「素材と図案のマッチング、独自の色合いを見ていただきたい」と話している。作品希望者には展示会終了後に相談に応じる。