南箕輪村公民館「ウクレレクラブ」
講座からサークルとして立ち上がり 文化祭目指して練習
南箕輪村の公民館で村内を中心とした20縲・0代の男女15人がウクレレの涼やかな音色を響き渡らせている。3年前から公民館講座として活動してきたが、本年度からサークルとして立ち上がった。11月の村民文化祭の出演に向け、練習が始まっている。
3年間の公民館講座が終わり、講師のスチールギター奏者堀内勲さん(65)=辰野町伊那富=がサークルの発足を呼び掛け、有志で活動を続けることになった。毎月2回、第1、第3火曜日の夜、南箕輪村公民館で堀内さんのスチールギターのリードに合わせ、メンバーがウクレレの合奏を楽しんでいる。
「ウクレレの魅力はギターの弦が6本に比べ、4本と少なく取り掛かりやすいところ」と会長の向井弘さん(69)=同村北殿=。講座の始めは、見るのも初めて竏窒ニいう受講生もいたが、この3年間で童謡、民謡など60曲を習得。歌いながら演奏するまでに上達した。
「ふるさと」「千曲川」「森の小道」などのほか、季節に合わせた楽曲にも取り組んでいる。堀内さんは「やればやるほど奥が深く、難しい楽器だが、一人でも多くのウクレレ愛好者が増えてくれれば」と期待している。
ウクレレクラブでは新しい仲間を募集している。問い合わせは、堀内さん(TEL0266・41・0310)へ。
南箕輪村公民館で月2回の練習に励むメンバーたち。会場には涼やかなウクレレの音色が響く