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2211/(金)

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栗の里、体制づくり本格化

本年度中に加工施設完成、栗の初収穫も

 飯島町営農組合が推進する「栗の里づくり」は、農林水産省の広域連携アグリビジネス支援事業採択を受け、本年度中に栗加工場を建設する。栗の植栽も目標の20ヘクタールがほぼ終了し、初収穫が見込まれるなど、体制づくりが本格化する。
 町は、遊休農地、耕作放棄地が増加し、高齢化による梨、リンゴ園の廃園が目立つ中、岐阜県恵那市の「栗の菓工房」から具体的提案もあり、町ぐるみで「栗の栽培」に取り組み、売れる農産物・競争力のある栗の産地化を推進する。
 栗の植栽は七久保地区を中心に、05年度始まり、08年3月までに15ヘクタール、残る5ヘクタールも本年度中に完了し、秋には初収穫ができる。
 栗の加工・直売施設は、七久保の道の駅花の里いいじまの北側、約6千平方メートルの敷地に約千平方メートルの施設を建設する。7月に造成、9月ころ着工し、来年3月完成、4月操業を予定する。

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