心を一つにしてアフリカンドラムに挑戦
赤穂小学校6年1組(若月美里教諭、31人)
タタ ドーン タタ、タタ ドーン タタ竏秩B
校内に響く民族調のリズム。6年1組のアフリカンドラムだ。
昨年卒業した6年生から引き継いで、アフリカンドラムを始めたのはこの4月。右手に持ったバチと左手を使い分け、ドラムをたたくのは難しいが、この2カ月の練習を通して、ちょっと難しいセネガルのリズム「ンバラ」も全員ができるようになった。
「最初、息を合わせるのが難しいね」
「でも、みんなで一つの音楽を作り上げるのは楽しいよ」と児童たち。
お互いの音を聞き合いながら、心を一つにして一つの音楽を作り上げる。演奏が終わるころには、バチを握る右手は汗でびっしょりになる。
今月29日には、市内のイベントでアフリカンドラムを演奏をすることが決まり、新しい曲にも挑戦し始めた。多くの人に自分たちの演奏を聞いてもらえるのは嬉しい。
担任の若月先生は「この1年、みんなで一つのことに取り組む中で、卒業した後も『そう言えば6年の時にみんなでアフリカンドラムやったね』っていう良い思い出になれば」と思いを託す。