箕輪南小6年22人「セーフティーリーダー」に委嘱
伊那署は6日、子どもの防犯意識の向上を図るための施策「わが家のセーフティーリーダー」に、箕輪南小学校(北原文雄校長、100人)の6年生22人を委嘱した。全校児童が見守る中、篠田彦雄署長から委嘱証が入ったネックストラップを児童一人ひとりが受け取った。
篠田署長は「犯罪や交通事故について考えるための学校、家庭の代表として委嘱した。活動を通じ、仲間や兄弟の模範になってほしい」とあいさつ。児童代表の森川知生君は「非行や犯罪について話し合い、少しでも被害がなくなるようこれから役目を果たしたい」と誓った。
地域の非行防止、防犯活動などへの参加を促すため01年度から始まった事業で、委嘱は同署管内の小学校を毎年、指名している。これまでの学校では、通学路の危険箇所の確認や、「こどもを守る安心の家」への訪問、家族や下級生に対する防犯などの啓発活動竏窒ネどを行ってきた。
箕輪南小のほか伊那署管内では本年度、伊那市の高遠小6年生35人が委嘱を受けている。
篠田署長から委嘱証を受け取る児童ら