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赤穂東小4年2組が蚕の飼育方法を学ぶ

赤穂東小4年2組が蚕の飼育方法を学ぶ

 昨年から蚕の飼育に取り組んでいる駒ケ根市赤穂東小学校の4年2組(内山和美教諭)の児童らが5日、シルクミュージアムの学芸員・宮崎久美さんから、蚕の飼育方法を学んだ=写真。
 昨年はふ化した蚕を成虫なるまで育てた4年2組。今年は、卵から蚕を育ててみよう竏窒ニ、前年に育てた蚕が産んだ卵をふ化させ、蚕の飼育を開始した。蚕は今月3日にふ化したばかりで、大きさは1、2ミリ程度。その扱いやえさの与え方などを教えてもらうため、宮崎さんを迎えた。
 児童の一人、大森渚さん(9)=飯坂=は「卵から育てるのは初めてなので緊張する。優しく育てたい」と話していた。
 また、担任の内山教諭は「昨年は1年間、蚕を育てる中で、最初は触れなかった子も段々愛着を持ち、触れるようになった。生き物を飼うことを通して、命の大切さを学び『
自分たちでここまでできるんだ』という達成感を感じてほしい」と話していた。
 今年は蚕のまゆを使ったクラフト作品作りにも挑戦する予定。

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