浅原敬一水彩画展
アマチュア画家の浅原敬一さん(76)=伊那市西箕輪与地=は「水彩画小品展」を伊那市中央の中部電力伊那営業所ギャラリー「ふれあい」で20日まで開いている。山や川、港、公園、建物などを描いた風景画26点を展示している。多くの作品は、モチーフの輪郭線をペンで描いてから彩色する手法により、メリハリのついた、すっきりした印象の絵に仕上がっている。
「油彩画もやったが、やっぱり水彩画がいい。木々の緑色の表現が特に難しいが、それだけに、良い色が出たときはうれしい」と話している。
浅原さんは商社に約40年間勤務したが仕事が忙しく、絵を描く趣味はなかった。還暦祝いとして子どもたちに画材一式をプレゼントされたのをきっかけに水彩画を始め、4年前には東京の画廊で作品展を開くまでになった。長く関西で暮らしたが、一昨年秋から伊那に在住。
入場無料。午前8時30分縲恁゚後5時10分。土・日曜日休館。