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伊那食品工業50周年で寄付

伊那食品工業50周年で寄付

 1958年設立の伊那食品工業(塚越寛会長、井上修社長)は今年50周年の節目を迎えることから、感謝の意を込めて伊那市に500万円を寄付した。6日、塚越会長と井上社長が市役所を訪れ、小坂樫男市長に目録を手渡した=写真。塚越会長は「何に使ってもらってもいいのだが、できれば高遠藩主でもあった江戸時代前期の大名、保科正之公の生涯をNHKの大河ドラマにするための啓発活動などに使ってほしい。ドラマになればこの地が有名になり、商業的な恩恵も期待できる。それで地元が潤うことが、ひいては市民の皆さんへの恩返しになるのではないか」と話した。
 小坂市長は「3年後は保科公の生誕400年に当たる。そのタイミングで大河ドラマにできるよう、頑張りたい」と答えた。
 7日には関係者などを招いての50周年記念パーティーを同社敷地内のかんてんぱぱガーデンで開く。
 同社は「かんてんぱぱ」のブランドで知られる寒天製品のトップメーカー。資本金9680万円。売上高174億円(06年度)。

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