水源祭で1年間の水の安全供給などを願う
6月の水道週間に合わせて市内の水道指定事業者21社でつくる駒ケ根市水道指定組合(山浦速夫組合長)は7日、「水源祭」を北原浄水場で開いた=写真。組合関係者や市職員などが集まり、この1年間の水の安全供給や安全などを願った。
水源祭は水の恵みに感謝するとともに水に関する災害や事故がないことを願い、毎年開催している。
例年は切石浄水場で開催していたが、現在同浄水場は更新のための建設工事中であるため、今年は切石浄水場にある水源碑を北原浄水場に移し、神事を行うこととなった。
神事に先立ち山浦組合長は「中国四川省の大地震では、想像を絶する被害に見舞われているが、私たちの地域でも同様の被害が起こりかねない。災害時、市民のライフラインである水道水を確保することが水道指定店の使命であり、今日は安心、安全を祈願したい」と語った。
駒ケ根市は現在、太田切川、箕輪ダムを水源として1日約1万2千トンの水を供給している。現在浄水場は市内3カ所にあるが、将来的には切石浄水場に一元化していく予定。