駒ヶ根市図書館協議会
駒ケ根市図書館協議会が10日、市文化センター視聴覚室であった。市立図書館の職員が、昨年度の図書館利用状況を報告し、本年度事業について提案。子どもだけでなく、大人にも読書に親しんでもらうための事業などを盛り込んだ事業計画を承認したほか、図書館利用については、利用者数が年々増加する傾向にあり、市民一人当たりの貸し出し冊数も増加している実態を確認した。
市立図書館では「テレビを消してみんなで読育(よみいく)」をスローガンに、子どもの読書活動を推進するため、読み聞かせやおはなし会、読み聞かせボランティアの育成などに取り組んいる。
こうしたさまざまな活動が実を結び、昨年度の利用者数は前年度を717人上回る約4万5495人。一人当たりの貸し出し冊数は5・53冊となっている。
本年度も手づくり教室や講演会の開催、「12のつきのおはなし会」など、図書館に足を向けてもらうための事業に力を入れていくほかあ、レファレンス記録簿の整備などを進め、利用し易い図書館づくりに努める。