県消防救助技術大会を前に伊南行政組合消防本部から出場する救助訓練班を消防長が査閲
県消防救助技術大会を間近にひかえ11日、伊南行政組合消防本部から出場する救助訓練班11人が、北原和良消防長やほかの隊員らの前で、これまでの訓練の成果を披露した。出場隊員らは俊敏な動作でこれまでの成果をいかんなく発揮した=写真。
大会は消防士の救助技術向上などを目的として毎年開催しているもの。今回伊南行政組合消防本部では、はしご登はん、ロープ応用登はんなど4種目に出場する予定で、古い庁舎では施設面での限界があり訓練ができなかった「引揚救助」にも出場する。
北原消防長は「大会まで10日をきったが、体を調整して、しっかりと最善を尽くしてほしい」と激励した。
また、小林班長は「4月から約3カ月の訓練をしてきた。それぞれ感触をつかんできており、上を狙える隊員もいる。伊南消防本部の代表として安全・確実な成果を発揮し、上位入賞を目指したい」と話していた。