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南箕輪小1年 ビオトーブで泥遊び楽しむ

南箕輪小1年 ビオトーブで泥遊び楽しむ

 ビオトーブでフナなどを飼っている南箕輪村の南箕輪小学校1年1組(遠山信之教諭、児童30人)は11日、ビオトーブに1年2組の仲間ら約30人を招いて交流した。梅雨の晴れ間となったこの日、水着姿の児童たちはプール開きを前に泥遊びを楽しんだ。
 1組は自然体験活動を展開するため、5月から、学校近くに借りた休耕田をビオトーブに活用している。地域住民とともに整備した水田でフナやメダカ、タニシ、ドブガイなど十数種類の水中生物を飼育し、秋には魚つかみをする予定だ。
 ビオトーブは鳥などの外敵対策のため、中洲の回りを30センチほど深く彫ったり、木の橋を中洲に渡したりと魚が隠れれる場所を確保しており、泥遊びの際、水中生物が生存しているかも確認。バシャバシャと水しぶきを上げながら駆け回る児童の顔は、泥だらけの笑顔だった。
 「地域住民、保護者らボランティアの協力があるからこそ出来る活動」と遠山教諭。ビオトーブ作りに携わった農業、小林広幸さん(72)=北殿=は「昔、自分たちがやった体験をやってもらえることがうれしい。外で元気に泥遊びすることは精神的にも健全」と話していた。

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